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遠赤外(C II)スペクトル線による銀河構造の研究

  • NAKAGAWA, Takao (CoPI)
  • 奥田 治之 (CoPI)
  • 西村 徹郎 (CoPI)
  • F. J. Low (CoPI)
  • 英雄, 松原 (CoPI)
  • 中川 貴雄 (CoPI)
  • 広本 宣久 (CoPI)
  • 芝井 広 (CoPI)
  • 村上 浩 (CoPI)
  • W F.J., LO (CoPI)
  • 矢島 信之 (CoPI)

Project: Subsidies for on-campus educational facilities

Project Details

Description

本研究の目的は、中性星間ガラスの最大の冷却源である遠赤外[CII]スペクトル線(波長158μm)をプローブとして、銀河面サーベイ観測を行い、銀河系の構造を新しい観点から明らかにすることにある。 観測には、[CII]サーベイ専用に開発した気球搭載観測機BICE(Balloon-bome InfraredCarbon Explorer)を用いている。平成3年度には、米国テキサス州から、このBICEを用いた本観測を行い、銀経-10度〜75度の銀河面、Cyg-X領域、ρ-Oph暗黒星雲など、広範囲でかつ多種多様にわたる天体を観測することができた。 この成果を受け、平成4年度には、オーストラリア・アリススプリングス気球基地から気球者翔を行い、南天の天体の観測を目指した。実験の途中では、気球自身の打ち上げ事故にも何回かみまわれ観測の実行が危ぶまれたが、最後には観測に成功し、良質のデータを大量に取得することができた。観測範囲は、南天銀河面の主要部分のほとんど(銀経250度〜355度)と、大マゼラン雲全域を含む。 これらの観測により、内部銀河系の広い領域にわたる[CII]強度マップ、すなわち、銀河系の構造解明に関する貴重なデータベースが得られたわけである。さらに、我々の観測では、[CII]スペクトル線の持つ速度情報を不完全ながらも、得ることができた。強度マップと速度情報とを組み合わせることにより、銀河系の三次元構造を明らかにできるはずである。 平成5年度には、銀河面サーベイをより完全にするために、北半球からのBICE気球飛翔観測実験を予定している。さらに、これらのデータの解析を進め、銀河系の構造を、[CII]という新しいプローブにより、明らかにしていく予定である。
StatusActive
Effective start/end date1/01/91 → …

Funding

  • 日本学術振興会: ¥18,000,000.00