Abstract
アダプティブアレーは複数のアンテナに適切な重み付けを行うことによって非希望波を抑圧し, 希望波の信号だけを取り出すようにアレーの出力を最適に制御する技術であり, 周波数選択性フェージング対策技術として用いた場合についても良好な遅延波抑圧特性が得られる.本論文は, 送信側でトラヒックチャネルと同一帯域幅でかつ電力が抑圧されたスペクトル拡散信号をパイロットチャネルとして多重化し, 受信側でトラヒックチャネルの処理とは独立にパイロットチャネルを用いてアダプティブアレーのウエートを計算する抑圧パイロット信号を用いたビームフォーミング法を提案し, その特性を計算機シミュレーションを用いて評価する.提案方式では, 負荷の高いウエート計算部をトラヒックチャネル処理部から切り離し独立に処理を行うため, トラヒックチャネルの処理を高速に行うことができ, またパイロットチャネルを用いてウエートの計算を行うため, トラヒックチャネルの変調方式には制限がなく, 加えて, ウエート計算部内でパイロットチャネルを逆拡散しこれを用いてウエートの計算を行うため, 低CN時にも良好な指向制御が可能となる.
| Translated title of the contribution | A Beamforming Method Using Suppressed Pilot Signal |
|---|---|
| Original language | Japanese |
| Pages (from-to) | 661 - 670 |
| Journal | The Transactions of the Institute of Electronics,Information and Communication Engineers B-(0xF9C1) |
| Volume | J81-B-(]G0001[) |
| Issue number | 11 |
| State | Published - 1998 |