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マイクロ流路によるコアシェル型PBAナノ粒子の結晶成長制御とヘテロ接着界面の観測

  • ITOI, Miho (CoPI)
  • 徳太郎, 小松 (CoPI)
  • 夏野, 小林 (CoPI)

プロジェクト: 学内教育施設等への助成金

プロジェクトの詳細

内容の説明

令和3年度はコアシェル型PBAのコアとなるサブミクロンサイズのKCoFeプルシアンブルー類似体粒子の高圧力下粉末X線構造解析を引き続き行った。解析から圧力誘起CTCSTは0.3GPaから0.4GPa付近(室温)で起こることを明らかにした。また、PBAは柔らかく、圧力をかけると構造がCubicからRhombohedralに変化すると言われていたが、100nm程のサイズのKCoFeでも同じような傾向が観測され、RbCoFeのデータと比べることができた。 シェルとなる、NiCr-PBA(80nm程度のサンプルサイズ)を作成し、圧力下の物性を調べるため、NiCr-PBAの圧力下の磁化挙動を調べた。ZFCM(zero field cooled magnetization)、FCM (field cooled magnetization)、RM (remanent magnetization)測定から75Kの磁性転移を観測した。転移点付近でRMの磁化の値が負に反転する挙動が観測されため、交流磁化率測定を行い、NiCr-PBAの磁化率に周波数依存があることを確認した。またNiCr-PBAは圧力に敏感で0.3GPaほどかけると、転移温度は70Kに減少する。NiCr-PBAの磁気転移は圧力に敏感であるので、コアにCoFe-PBA、シェルにNiCr-PBAを接着させたコアシェル型PBAナノ粒子では、光や温度コントロールによるコアの体積変化に付随した構造の歪みは、コアシェル型PBA錯体の本来の物性に影響を与えると考えられる。 CoFe-PBA@NiCr-PBAのコアシェル型サンプルの低温TEM測定結果を解析し、NiCr-CoFeの接着面とCoFe格子を画像解析した。今後は画像解析と圧力依存性のデータをもとにコアシェル型PBAの歪が物性に与える影響を定量的に求める。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日1/04/20 → …

資金調達

  • 日本学術振興会: ¥3,120,000

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。