プロジェクトの詳細
内容の説明
宇宙の歴史の中でいつどのようにして銀河とその構成要素である星が形成されたか、すなわち「星形成率の歴史」を明らかにすることは、現代天文学に課せられた大きな問題の一つである。この「星形成率の歴史」の解明を最終目標として、日本が打ち上げる赤外線天文衛星ASTRO-Fによる「銀河の赤外線サーベイ観測」を活用する共同研究を企画することが、本研究の目的である。 ASTRO-F衛星のサーベイ観測は、搭載液体ヘリウムの寿命のために、観測時間が500日という短い期間に限られている。そのために、観測時間を有効に活用できるよう、「観測計画の周到な事前の検討」が必要である。 そこで、まず観測対象ごとのサブチームにわかれて、観測計画の検討を行ってきた。これらの検討結果をまとめるべく、平成16年9月には、ASTRO-Fの観測プログラム全体を議論する会議を開催した。100名を超える参加者があった。本会議により、観測対象ごとに作成してきた観測計画を、相互に調整し、ASTRO-F全体として、最も成果のあがる観測計画の立案方針を決めた。この方針にしたがい、各サブチームが、平成17年度の初頭に予定されている観測プログラムの最終決定にむけて、各プログラムの再検討を行った。 さらに、ASTRO-Fでは、観測される天体の数は数百万個から1千万個という極めて多数におよぶと予想される。したがって、多くの天体を効率良く検出・解析するための、「解析ソフトの整備」が重要である。これにむけて、平成16年度に国際チームで作業を進め、解析パイプラインのend-to-end試験に成功した。 これらの作業により、ASTRO-F打ち上げ後に、迅速かつ有効な共同研究が開始できることを目指した。
| ステータス | アクティブ |
|---|---|
| 有効開始/終了日 | 1/01/04 → … |
資金調達
- 日本学術振興会: ¥3,100,000